【イバラユーギとマーダーミステリーとの出会いと別れ】
はじめまして。イバラユーギと申します。
「マーダーミステリー」と呼ばれる、とても面白いゲームを作ったり遊んだりしています。楽しいです。
今回は、イバラユーギとマーダーミステリーとの出会いと別れの話をします。
自分が、初めてマーダーミステリーを遊んだのは、2019年10月のことです。
(急ですが、ここから先はマーダーミステリーの事をマダミスと表記します。これ以上マーダーミステリーって文字をうつのがしんどいからです)
とある大阪府茨木市にあるBarの店長が、聞きなれない言葉を放ちます。
「マダミスって知ってます?」
生きとし生けるものすべてに興味が無かったイバラユーギは、
「知らないです」
と答えました。なに?マーダー?ミステリー?
マーダーには馴染みがあったものの、ミステリーに関しては本当にさっぱり。
文字を読むのも苦手だし、小説を読んだこともなかったからです。
「人狼ゲームとかみたいな感じのふにゃふにゃふにゃ~~」
みたいな説明を受けるものの、人狼もしたことないし、説明聞いてもさっぱり。
全然興味も沸かずやる気もそこまで無かったのですが、人数の関係でプレイする事になってしまいました。人付き合いとはそんなもんです。
【約束の場所へ】

こいつがイバラユーギをイバラユーギにした犯人であり、イバラユーギの人生を変えてしまう存在になるとは、この時は思いもしなかったのです。
「マダミスとは何か?」とか「マダミスってどんな遊び?」とかは、ここでは省いてしまいます。なぜなら、自分がそれを知らずに遊んだから。
結果だけ言うと、驚くほど面白くて、こんな楽しい遊びがあるんだ!?
と震えました。
次の瞬間には、Amazonでマダミスを検索し、他の作品も遊びたい!と駄々をこねていたのです。だーだー。
しかし、でも、残念なことに、当時(2019年10月頃)パッケージを購入して遊べるシナリオは【約束の場所へ】しかありませんでした。
「仕方ない作ろう」
それがマダミスとの出会いでした。
もちろん、生きとし生けるもの全てに興味が無かったイバラユーギは、小説を書いたこともなければボードゲームを作った事もありません。
(急ですが、ここから先はボードゲームの事をボドゲと表記します。これ以上ボードゲームと打ち続けるのはしんどいからです)
なんだかんだ頑張って、11月頃に「死者の供述」を完成させます。

しかし、ある事に気づきました。
マダミスはとりあえず面白い。だからとにかくやって欲しい。自分があんなに興味なかったのに、こんなにもはまったから。
でも、オフラインで遊ぶマダミス作っても、ほとんど誰も出来ない!!
という訳で、オンライン用にマダミスを作りました。
「感染拡大!マーダーミステリー!」
「始まりと終わりのマスコット」
「あやつり人形の呪い」
全部、マダミスをはじめるきっかけになってくれたらな、って気持ちで作りました。これらをきっかけにはじめてくれたって声を聞くたびに、泣くほど嬉しいです。
―――そして2020年1月頃。イバラユーギは思い立ちます。
「そうだ、マダミス店舗、作ろう」
行動力が凄いとかそんなんじゃありません。馬鹿です。マダミス馬鹿なのです。
エンタメ業界とは遠い所にいた自分にとって、難しいことや悩むことばかりですが、たくさんの人と出会い楽しいを作り楽しいを共有する。
毎日が楽しすぎて困っています。
長くなりましたが、ここまでが簡単なマダミスとの出会い。
別れの話は、またいつか。