【SUUJI】

はじめまして。イバラユーギと申します。

「マーダーミステリー」と呼ばれる、とても面白いゲームを作ったり遊んだりしています。

「無料マーダーミステリー」一覧

今回のテーマは「数字で考えるマーダーミステリー」です。

数字って良いですよね。人間はすぐに裏切りますが、数字は裏切りません。

まずは、分かりやすいところから行きましょう

【イバラユーギのHP】

2019.9.28くらいにノリと勢いで開設した、イバラユーギのHPです。

こちらのアクセスを見てみましょう!

最初は保存していなかったので、R2年の4月くらいからの記録となります。

R2.3.14~R2.4.14

【訪問者】ってのが、ページを見た人です。同じ人がいっぱい色々なページを見たら増えます。

【ユニーク訪問者】ってのが、何人の人が見たか?ってことです。

【直帰率】ってのは、HPにきてすぐに帰ってしまった人の人数ですね。

要するに、一か月間に、7821人の人が来て、14757回どこかのページを開いてくれたって感じです。

R2.4当時は、まだマーダーミステリーも少なく、オンラインマーダーミステリーが爆発的に増える少し前のタイミングですね。

R2.6.30~R2.7.31

夏くらい!直帰率が著しく下がっていますね。

イバラユーギのHPはマーダーミステリーを遊ぶことが出来るので、

直帰率が下がった=マーダーミステリーを遊ぶ人が増えた。ということです。

逆にマーダーミステリーは一回しか遊べないので、直帰率は自動的に戻っていきます。当たり前ですが、新作出さなかったら、どんどん下がっていきます。

基本的には、新規の人しかHPを見に来ません。マーダーミステリーって一回しか遊べないしね!逆に言うと、どんどんプレイヤーが増えているということですね。

R3.4~R4.4月の新規率

新規率94%。リピートする理由が一切ないので、この数字には納得ですが、新規しかいないのにアクセスは増えていくのでプレイヤーが驚くほど増えているって証明でもありますね。凄い!

R4.2.2~R4.3.2

なんか仕様が変わって、表示方法が変わりましたね。最新のデータです。

ほぼ一年間、HPでの新作を出していませんが、変わらず安定した数字です。

◆HPから学んだまとめ

マーダーミステリープレイヤーは永遠に増え続けている!すごい!

これは言うまでもなく皆感じているとは思うんですが、マーダーミステリーって他のプレイヤーとの繋がりがないから、どのくらい人口が増えているのか?って分かりにくいんですよね。店舗をやってたりシナリオを売ってたりすると、目に見えて分かるんですが、遊ぶだけだと一緒に遊ぶ数人だけで世界が完結します。

仲の良い数人とシナリオさえあればマーダーミステリーは遊べるんですよね。

でも、人口が増えなきゃシナリオライターにお金がまわらなくて、シナリオライターにお金がまわらないと新しいシナリオは出てこなくなります。文字で書いたら、もう驚くほど当たり前のことなんだけど、目に見ないと忘れるんですよね。

だから「仲の良い数人がいれば遊べるのに、マーダーミステリーの人口が増えてプレイヤーに何のメリットがあるの?」って思うかもしれませんが、まわりまわってメリットしかないのです。

店舗経営しながら、シナリオ創って、プレイヤーとしても400回くらい遊んでるからこその視点かもしれませんが、イバラユーギはマーダーミステリーが好きすぎるので、これからも永遠に遊ぶために、プレイヤー人口が増えるような取り組みをもっとしたいなぁって思います。

そんな感じのまとめ。

【シナリオライターとしての売上】

さて、先ほども書いたように、イバラユーギは、本業とか、マーダーミステリー専門店とか、色々しているんですが、

マーダーミステリーのシナリオライターとして生活出来るのか!?という、熱いチャレンジもしています。

まず前提として、経営シミュレーションゲームが大好きなんですよね。

コンビニ作ったり、ゲーム作ったり、パン作ったり、牧場作ったり。

どんなシミュレーションゲームでも共通してることがあって、それは……

「作ったら売って、そのお金で更に良いものを作る」

作るだけで終わるゲームは無いんですよ。(あるかもしれませんが)

かなりのゲーム脳なので、イバラユーギにとってのクリエイトは、更に良いものを創るためにちゃんと売上を出すこと。ここがイコールになっています。

(もちろん、これは人それぞれなので、イバラユーギ個人のお話です)

そんな前置きで、本題のマーダーミステリーを創ってお金を貰う方法。

①BOOTHでデータ販売する。

誰にでも簡単に出来て、在庫も抱えないので安心ですね。

②店舗シナリオを創る

他の人は分からないので自分の話しかしないのですが、基本的には、マーダーミステリーの公演をしている店舗さんと契約をして、1公演したら〇〇円。みたいな方式です。もちろん、買い切りもあります。

③パッケージを創る

大変です。めちゃめちゃ大変です。でも、ゲームマーケットとか、人と人が直接会うのって楽しいです。あと形に残るのも良いですね。楽しさでは一番!

……基本的には、こんな感じでしょうか?もちろん他にもありますが、主になっているのはこんなところだと思います。

イバラユーギ、マーダーミステリー400回くらい遊んでいるんですが、まだまだ飽きなくてもっともっと面白いマーダーミステリーで遊びたい!でもマーダーミステリーには欠点があって、どれだけ面白いシナリオでも一回しか遊べない。

つまり、どんどん面白いシナリオが量産される必要があります。

そのためには、マーダーミステリーのシナリオを創ってちゃんとお金が稼げるようにならなきゃだめです。一年ほど前に「マーダーミステリーのシナリオでどれくらい売上でてますか?」って質問されたことがあるんですよ。基本的に、まったく知らない人とかじゃなければ何でも答えちゃうんですが「まだ、マダミス制作に夢を見れるほどの売上じゃないから申し訳ないです……」と答えて教えました。

夢見れるほど稼げたら、もっとたくさんの面白いシナリオで溢れかえるはず!頑張る!の精神で二年間走り続けていましたので、途中経過を数字として残します。ちなみに、まだ夢見れるほどの売上はありません。

(月ごとのシナリオライターとしての売上をまとめました。イバラユーギは気にしないんですが、数字をそのままのせちゃうと生々しいみたいなので、オンライン版星空のマリスを何個買えるかで表記しています)

R2.8~R2.9:35個オンライン版星空のマリス

R2.11~R2.12:70個オンライン版星空のマリス

R3.3~R3.4:79個オンライン版星空のマリス

R3.9~R3.10:226個オンライン版星空のマリス

R3.11~R3.12:121個オンライン版星空のマリス

R4.2~R4.3:326個オンライン版星空のマリス

◆シナリオライターとしての今後と目標

マーダーミステリーの世界に飛び込むと決めた時に「2年間走り続ける!」と宣言して飛び込んだんですよね。ただただ自分の創りたいものを創ったり、これが流行りだから売れそう!って狙って創ったり、誰かと一緒に創ったり、様々な方向性のマーダーミステリーを2年間で25作品創りました。

病気で倒れた以外はほぼ休まず(12/31と1/1、2日くらい休んだ)。比喩でも冗談でもなく、ほぼ毎日マーダーミステリーのことを考えていました。流石に、こんだけマーダーミステリーのことばかり考えていたら飽きたり嫌いになったりしそうなものですが、驚くべきことにまだまだ「楽しい」んですよね。

新しいことを企画して、新しいことにチャレンジして、もちろん数字としての結果もちゃんと出す。その中でもプレイヤーとしてマーダーミステリーを遊んで、お店も潰さないように経営する。この忙しさが、すごく楽しいんですよ。

こないだむつーさんとひろゆ~さんが配信で箱庭の観測者様へを遊んでくださって、その時に言っていた言葉で凄く好きな言葉が2つありました。

ひとつは「好きってチート能力だよね」みたいなニュアンスの言葉なんですが、

好きって本当にチート能力なんですよね。好きってだけで、休まずに動けてしまいます。イバラユーギ、才能ってものがあまり好きじゃなくて、天才ってものを目の敵にしているんですが、好きってことも確かにひとつの能力なのかも。ってこの言葉を聞いて思い直しました。良い能力を授かったと思います。しかも、自分の好みとマッチした才能なので好きの能力者として生きていきたいです。

泥臭いのが好きなんですよね。死ぬほど努力して、頑張って頑張って頑張って頑張った上で得られる達成感みたいなものが好き。だから、自分のことを好きの天才って思うことにしました。

ふたつめは「実は、仕事は命をかけている」みたいなニュアンスの言葉なんですが、

例えば、1日8時間労働したら、寿命を8時間仕事に捧げているんですよね。

仕事に命をかけるなんて馬鹿らしいって思う人も大勢いるかもしれませんが、実はどんな仕事でも命をかけているんですよ。時間っていうもっとも貴重なものを捧げているんですよ。

これはイバラユーギなりの解釈で本来伝えたかった言葉とは違うのかもしれませんが、この言葉が心に響いてしまって、「お前は、命をかけるに相応しい仕事をしているか?」って聞かれたような気がしたんですよ。

だって、ほぼ3分の1の寿命を捧げてるんですよ。どうせ命をかけるなら、やりたいことに命をかけるべきだって。そう思ったんですよね。

---そんな訳で、影響を受けやすいイバラユーギは、3年目、更に熱くなろうと思い、燃えるような勢いのままに仕事を増やしすぎて、今は弾け飛びそうです。

そう、イバラユーギは底抜けの馬鹿なのでした。

3年目も走ります。応援してね。

おわり。