【NAGAKUTSUメンバー】
はじめまして。イバラユーギと申します。
「マーダーミステリー」と呼ばれる、とても面白いゲームを作ったり遊んだりしています。
今回のテーマは「NAGAKUTSUメンバー」
NAGAKUTSUについて知らない人も増えて来た気がするので説明する会です。
2019年の11月にとあるゲームBarで結成し、2020年3月に店舗をオープンしたNAGAKUTSUの歴史と、これからについてお話したいと思います!
宜しくお願い致します!!
【自分語り】
まず、NAGAKUTSUを作ろうと思ったきっかけなどを含む、自分語りをはじめていきます。
2019年とあるゲームBarではじめてマーダーミステリーを遊び、面白かったのでマーダーミステリーを創り、面白かったのでマーダーミステリーのお店を作ることにしました。
この時、一緒にゲームBarで毎日のように遊んで、はじめてのマーダーミステリーも一緒にしたのが「みやび店長」です。
NAGAKUTSUの総店長であり、一人目の社員でもあります。
彼を誘ったのはいくつか理由があって、まず、
「ちょうど暇そうだったから!」
もっと感動的なイイ話を最初にもってこいよって思うかもしれませんが、これってかなり重要で運命的で、イバラユーギが新しいことやりたい!って思った時に、ちょうど良く「仕事辞めたんですよね~」って人がいたんですよ。
もちろん、能力低い奴を誘うなんて甘っちょろいことはしないので、みやび店長が出来ることを理解した上でかなり使えると判断し、更にちょうど暇そうという絶好の機会だったので「一緒にお店しようぜ!」と勧誘しました。
もちろん、彼もめちゃくちゃ悩んでましたが、最終的には店長を引き受けてくれました。
で、みやび店長に感じた能力は分かりやすくて「イバラユーギの苦手なことを出来る」
コミュニケーション能力はもちろん、性格的にも割と反対の位置にいて、自分じゃ絶対にしないだろうなってことをしてくれます。
イバラユーギの右腕
は、間違いなくみやび店長です。イバラユーギは左利きなんですよね。
利き腕じゃない右腕は、ひとりじゃ思い通りに動かせないんですが、みやび店長がいるおかげで、手が届かない場所や苦手なことが進んでいきます。
自分の出来ないことをやってくれる、という意味で、彼は右腕なのです。
そして、もちろん、イバラユーギの左腕もいます。
イバラユーギの左腕
は、間違いなくおれんじさんです。利き腕である左は、イバラユーギが本領発揮できる分野です。
戦略を練ったり、お金を稼いだり、お店を経営したり、シナリオを創ったり。
ゼロから何かを生み出し、それをお金に変えて仕事として成り立たせる。
マーダーミステリーという仕事は、日本ではもちろん前例がないもので、ゼロからビジネスモデルを創り上げて突き進む必要がありました。
開拓されていない荒地を恐れることなく暴走するのが、イバラユーギの役目です。
ただ、レールの敷いてない道を走ってたらタイヤはすぐにボロボロになります。
暴走するには、整備士が必要で、整備士がいなければすぐに大破します。
おれんじさんは、ザ・器用貧乏。
なんでも出来るけどなにも極められないってタイプの人間で、ゼロから1は苦手だけど、創ったものを整備したり綺麗にしたりことにおいては、これ以上いないくらい優秀な人です。
イバラユーギの左腕をつとめるには、なんでもできる必要があって、
ゲームマスター、デザイン、シナリオ相談、事務、パッケージ制作、グッズ制作。まじでなんでもできます。
出来ないことをやってくれる右腕と、出来ることを伸ばしてくれる左腕。
NAGAKUTSU社員として、イバラユーギはこのふたりを雇いました。
最強の布陣です。
元々イバラユーギは会社を経営していて、その中でマーダーミステリーという新しい仕事をはじめる際に、誓ったことがあります。
「つまらないことはしない」
これはあくまで主観での話です。イバラユーギがつまらないと感じることを楽しいと思う人はもちろんいますし、それを否定する気は、微塵もありません。
ただ、自分がつまらないと思うことはしない。それだけの話です。
で、イバラユーギは次に新しいことをする時は「濃い世界を創りたい」と思ったんですよ。
社員が増えると薄まっていくんですよね。これは絶対に避けられなくて、同じモチベーションで一緒に走ってくれる仲間だけで仕事をしたかったんですよ。
それを叶えてくれたのが、みやび店長とおれんじさんで、NAGAKUTSUが最強だと胸を張って言えるのは、イバラユーギも含めて馬鹿しかいないからです。
おれんじさんが社員になったのは、2020年8月。
2019年4月くらいからGMはしてくれていたんですが、気付いたらNAGAKUTSU社員になっていました。
「これ以上、社員を増やすつもりは無い」
前述した通り、増えたら薄まるから。つまらない会社にするくらいなら、濃いメンバーでモチベーション高くエンタメを届け続けたい。
しかし!2021年4月に社員が増えます。ふたりも!
NAGAKUTSUでは、社員の募集は一切していませんし、する気もありませんでした。
その中で
「NAGAKUTSUで雇ってください!」
と言ってきた謎の人物がふたりいます。
それが、
「そがべ」と「柘榴」
募集もしていないのに応募してくる時点で、くそ面白いなと思いました。イバラユーギは、物事に悩んでも他人に相談したりせず自己分析して回答を出しがちなんですが、この時は友人に相談したんですよね。
そいつは経費でジェット機購入するようなでかい会社を経営している奴なんですが、「会社を薄くしたくなくて、これ以上社員を増やす気はないけど、新しく社員にして欲しいって子がふたり来て悩んでいる」と相談しました。
その時くれた言葉が、
「俺の会社ももちろんそうやけど、お前が元々やってた会社でも、募集してないのに入れてくれって人が来たことある?ないやろ?金払ってサイトとかで広告して貰って社員を募集して、会社側が社員を探すのがあたりまえやのに、募集もせずに入れてくれ!って人が来るのはめっちゃ凄いことやし、それだけその仕事が魅力的ってことやから、そんな奴は入れれるくらいには稼いどいたら?」
その言葉を受けてイバラユーギは思いました。
確かに!!
って。
まあ、ふたりくらいならイバラユーギが死ぬほど働けばいけるだろってことで、2021年4月に「そがべ」と「柘榴」が社員になりました。
ふたりとも若くて、若いからこそ足りない部分はたくさんあります。
「そがべ」
そがべは、マーダーミステリーの最初期からクリエイターとして活動していて、少年少女Aの独白でヒットして、個人でも稼げているクリエイターでした。
そんな奴が社員にしてくれって来たら、おもしれーってなりますよね。
おもしれーので雇いました。
自分以外のクリエイターを社員にすることはかなり面白くて、
社長が、社員に負けられない
そう、そがべはイバラユーギにとって、ライバルポジションでもあります。
店舗公演型も、オンラインも、パッケージも、どのジャンルでも売上負けないから追いかけて来いよ?って気持ちで創り続けています。
前回のゲムマで、そがべくんが「辻斬りシャーロック」を販売し、NAGAKUTSUの過去最高売上を出しました。
負けられないよね。ってことで、
今回はイバラユーギが新作2本もっていき、過去最高売上を出しました。
おらおら、かかってこいよ!って気持ちでそがべくんを待ち続けています。
店舗型もオンラインも負けないし、負けても次で追い越しにいくから、よろしく。
そがべくんはイバラユーギと同じで、足りない部分が分かりやすく足りないんだけど、まだ若いから足りない部分を理解して認めることが苦手なので、右腕を見つけられたら最強になれると思います。急な感想。
「柘榴」
柘榴はゲームマスターとして社員になりました。
これは柘榴本人にも最初に話したんですが、彼女を社員にすることはとても悩みました。
まず単純に「ゲームマスターでお金を稼ぐ未来が見えていない」
そもそもマーダーミステリーでお金を稼いで会社を成り立たせるっていう荒地を突き進む中で、更にゲームマスターを社員にするってことはイメージできなかった。
理由は簡単で、どれだけ技を磨いて人気になっても、身体はひとつしかないから。
シナリオは、創れば身体がなくても売れていきます。
商品開発がシナリオ制作の部分、要するにイバラユーギ、そがべ、おれんじが担当しています。
商品販路開拓や仕事を取ってくるのが、みやび店長の役目です。
けど、ゲームマスターはどれだけ上達しても、4時間で相手に出来るのは7~8人なんですよね。つまり、自分の時間をお金に変える仕事なんです。
もちろん、みやび店長もおれんじもそがべも柘榴も、全員凄い能力があって、それを発揮させればなんだってできます。折角頑張ったのに結果が出なかったら悲しいじゃないですか。だから、イバラユーギは考えなければならない。
ゲームマスターを極めてお金を稼ぐ方法。
イバラユーギには、ずっと前から目標があって、
まずシナリオライターとしての目標が、
◆シナリオ制作だけで生活する。
これは個人目標なので達成できていますし、もっと伸ばします。シナリオライターとしての年収の話は次回しようかなって考えていますので、ここまで。
NAGAKUTSUとしての目標、
◆マーダーミステリービルを建てる。
これはNAGAKUTSU目標です、
謎ビルみたいな感じで、建物が全部NAGAKUTSUのビルが欲しいです。
だって、楽しいじゃん!
それに加えて柘榴が増えたことで、
◆ドームでマーダーミステリーのイベントをする。
という目標が追加されました。
そう、ゲームマスターでお金を稼ぐには、スターGMとして大人数をひとりで相手すればいいのだ!という発想です。
NAGAKUTSUでは大人数イベントを毎年開催していて、
1年目は42人マダミス。
2年目は、200人マダミス。を成立させました。
3年目は、500人を目指したい気持ちです。
8年もすれば、10000人も夢じゃないと本気で思っています。
柘榴は、プレイヤーから愛されるNAGAKUTSUのスターGMになってくれました。
【メンバー紹介終わり】
2022年10月。社員のひとり柘榴が辞めることになりました。
柘榴にNAGAKUTSUに入りたいと言われた時、「俺は死ぬほど走るから、ついて来れるならいいよ」と伝えました。
その言葉通り、イバラユーギは荒地を死ぬ気で走り続けています。
柘榴が辞めることになり、少しだけ後悔しました。走りすぎたなって。
ついて来いよって言ったけど、自分の後ろにレール敷くくらいは出来たかもなって。けど、すぐにその反省は捨てました。
未来を想像することって難しくて、出来ると思って走りはじめたら出来なかった、なんてことは人生において山ほどあります。
出来なかったことは失敗ではなくて、出来ないと知れたプラスだと考えています。
柘榴が辞めることは大きなマイナスではあるけど、NAGAKUTSUが死ぬ気で走り続ける濃い集団であることを辞めることは出来ませんでした。
彼女の魅力をもっと多くの人に伝えれなくなったのは悲しいけど、
柘榴が一緒に走ってくれたことは変わらないし、ついて来れなくなってもそれは何も悪いことではないと考えています。
ひとまず、今まで一緒に走ってくれたことへの感謝と労いを。
ありがとう、お疲れ様!
【これからのNAGAKUTSU】
これからのNAGAKUTSUも、特に変化なく、変化し続けます。
イバラユーギは最前線を走れるように努力し続けるし、みやび店長もおれんじさんもそがべくんも、振り落とされないようについてきてくれたら良いなって気持ちです。
反省することはあっても、振り返ってレールを敷くことは、たぶんないと思います。荒地を走る馬鹿な集団としてNAGAKUTSUを創ったから。
お前ら、この速度について来れるか?
これからもNAGAKUTSUを宜しくお願い致します!
おわり。