【マーダーミステリーと得点】

はじめまして。イバラユーギと申します。

「マーダーミステリー」と呼ばれる、とても面白いゲームを作ったり遊んだりしています。宜しくお願い致します。

「無料マーダーミステリー」一覧

今回のテーマは、

【マーダーミステリーと得点】

*これは個人的な見解です。

結論から言うと、マーダーミステリーと得点って、相性が悪いと考えています。

これは、目標に点数をつけているマーダーミステリーをディスっているとかではありません。

実際にイバラユーギも目標に点数をつけているマーダーミステリーを創った事があります。

その時は、参考書にさせて貰ったマーダーミステリーに得点があったため、真似をして得点を付けたのですが、相性悪いなって思いそれ以降は得点を付けなくなりました。

さて、ここからは本題です。

なんで、マーダーミステリーと得点の相性が悪いのか?

それは単純に得点があると「勝ち負け」がつくからです。

「あくまでも得点は行動の優先順位で勝ち負けなどはありません。」って形式のシナリオも時折見かけますが、それなら流石に得点じゃなくて「行動優先☆☆☆」とかの表記にするべきなのは、言うまでもないかと思います。

では、なぜ「勝ち負け」がマーダーミステリーと相性が悪いのか?

根本的な部分から考えてみます。

勝ち負けを好む人はどんな形式の遊びを好むのか?

イバラユーギは勝負事が好きなので、勝ち負けを争う遊びを結構してきました。

答えは単純です。勝ち負けを競う遊びを好む人は、基本的に「強い人が勝つ」ことに納得度を見出します。

だから、プロになればなるほど、年を通して何度も戦うリーグ戦を行うようになるし、トーナメントは運ゲーだ!!って声をよく聞くようになります。

これは「観る側」の話になると少し別で、「観る側」には一度きりの勝負、時の運でドラマチックに普段負け越している奴が勝つところを観たい!って人もたくさんいると思います。

けど、マーダーミステリーはプレイヤーしかいません。

(配信用など観る人を意識して創るなら話は別ですが)

「得点」があると、勝ち負けが存在する事になってしまうのです。

では、逆に「勝ち負け」を楽しむプレイヤーから見てマーダーミステリーはどうでしょう?

一度しか遊べないゲームに、練習する余地はほぼないし、

何より勝ち負けが好きな人は「負けた後に反省して練習し、次回その練習を生かして勝つ」ことに生きがいを感じているのです。

だから結論として、

「得点があり勝ち負けがつくこと」と「一度しか遊べないマーダーミステリー」は相性が悪いのであった!!!

暴論おわり。

―――。

最近、実験的にマーダーミステリーのテストプレイで目標に得点をつけて回しているのですが、全部いまいち意味ないなこれ……と失敗に終わり、結局得点を消しています。

この悔しい思いを誤魔化すために、相性が悪いと言い張りましたが、

まだあきらめていません!!

という訳で、テストプレイでは目標に得点があったけど結局無くなったマーダーミステリー

「クリエイターズハイ」

2/28から、

大阪梅田マーダーミステリー専門店NAGAKUTSU

にて公演開始です!宜しくお願い致します~