【箱庭の観測者様へ】
はじめまして。イバラユーギと申します。
「マーダーミステリー」と呼ばれる、とても面白いゲームを作ったり遊んだりしています。宜しくお願い致します。
今回のテーマは「箱庭の観測者様へ」です!

イバラユーギ×ひろゆ~プロジェクトとして公開されたシナリオ「箱庭の観測者様へ」のお話です。
ひろゆ~さんと色々あーだこーだ喋って、創りたい物をとりあえずまとめる作業からはじまりました。
ひろゆ~さんの「創りたい物」のビジョンが分かりやすく、イバラユーギ自身も「誰に向けて創るか」「どのような方向性にするか」から入る事が多いので、とてもやりやすかった。
で、最初に決まったこととして、
「コラボ相手の配信者が映える」「視聴者が何度も見たくなる」「時間は1時間~1時間30分くらい」
「GMひとり、PLひとり」
この辺りから固まり、個人的にはもう単純に、「やった事ないから楽しそうだなぁ」と思いながら創り始めました。
まず最初に思ったことは「これ、マーダーミステリーには出来ないな!」です。
でも自分が創るならマーダーミステリーじゃなければ意味がないと思っているし、どうせならマーダーミステリーにしたい。
そもそもマーダーミステリーとは何か?って定義が曖昧だし人それぞれなので何とも言えませんが、自分の中では1対1のシナリオはマーダーミステリーになりえない。
というのが、結論でした。
じゃあ、マーダーミステリーっぽくするしかなくて、カニカマも本気で調理すればカニを食べていると勘違いさせられるかもしれないんです。
カニカマを本物のカニと勘違いさせられるくらいの調理が出来れば、それはもう普通にカニを食べさせるよりも凄いことじゃない!?
と考え、頑張りました。
結果的に言うと自分の中では、これ以上ひとり用をマーダーミステリーに近づける事は不可能なんじゃない?と思えるくらいにはなったんですが、
一年後くらいに見たら、まだまだ出来たはずだ!と恥ずかしくなるかもしれません。成長って怖いね。
でも、現在のイバラユーギ的には自分で創れる限界のものが出来たと思っています。やったぜ!
「配信で魅せる」ことに重きを置いたシナリオで、視聴者が楽しめるかを考えながら創るのは、今までのマダミスとは全然違う視点だったので、とにかく創っている時は楽しかったです!
実際配信で見た時は、感動ってよりも達成感と嬉しさで少し涙ぐみました。ぴえん。
仲の良い人とか、気になる人とか、大切な人とか、
逆に嫌いな人にまわしたら考え方の根源が知れて理解できるようになったり、
自分と違うものに触れて新しい考えを聞けたり、
自分に似た考え方を聞いて共感したり、
たくさんの物語がうまれると、何か嬉しいですね!
【ここからは宣伝です】
ということで、「箱庭の観測者へ」700円で販売中です!
嘘をついたり、まわりくどいのが苦手なので直球で言います!
たくさん売れたら、イバひろ作品も、もちろん他のマーダーミステリーも、創れる幅が、やれることが増えるので、
買ってね!!
おわり。