【2021年】
はじめまして。イバラユーギと申します。
「マーダーミステリー」と呼ばれる、とても面白いゲームを作ったり遊んだりしています。
今回のテーマは、2021年お疲れ様でした!です。
今年も終わりを迎えるので、少しセンチメンタルな空気感で進行します!
2021年は、とにかく色々と楽しかった1年でした。
2019年の10月にマーダーミステリーと出会って「このゲームは面白いから絶対流行るし、自分の好きなものを流行らせてみせる!」というはたから見たら馬鹿にさせそうな勢いでマーダーミステリーを創りはじめました。
当時は、マーダーミステリーを知っている人なんてまったくいなかったし、マーダーミステリーのシナリオも両手で数えられるくらいしかありませんでした。
マーダーミステリーなんて流行る訳ないって蔑む人ももちろんいました。それでも2020年を走り切って、だからこそ成長できた。
ちょっと話は変わるけど、イバラユーギの勝利条件ってかなり広いんですよね。
例えば、サッカーって競技があるじゃないですか。
サッカーの勝利条件って「チームが勝つこと」なんですよ。自分が点を決めなくても、チームが勝ったら嬉しいんですよね。
その感覚に近くて、だからイバラユーギの勝利条件は「自分のシナリオが評価される」って部分になくて、
もちろん、自分の創ったマーダーミステリーが評価されたらめちゃめちゃ嬉しいことには変わりないんですが、最終的な勝利条件は、
マーダーミステリーの認知度があがること。
なんですよね。だから例えば、テレビ放送されたマーダーミステリーを観て遊びに来てくれた!とか配信者を観て遊びに来てくれた!とか。
自分とは一切関係ないところからマーダーミステリーを知り興味を持ってくれたってのも、自分のことのように嬉しいんですよ。
イバラユーギの友人は、体験型ゲームに一切興味ない人ばかりで、
謎解きも脱出ゲームも、人狼もTRPGも、どれも遊んだことないし、もちろんそこに対してアンテナなんてはってないんですよね。
「もし俺の耳にマーダーミステリーって単語が入ったら凄いことだから、その時は教えてあげる」
って友人に言われて、結局2021年は彼の耳にマーダーミステリーって単語が届くことは無かったんだけど、ちょっとは近づいたと思っています。
なんの話してたか分からなくなったので、一度戻りますね。
……そんなこんなで、2020年を走り切って、2021年。
2021年は「なんでもやる!」と誓ってはじめました。イバラユーギがひとりしかいなかったので、全てが出来なかったけど、やりたいことは全部やりきりました。
よし!2021年、一緒に制作した人たちに、感謝の振り返りをします。

◆田淵麻里奈さん。
最初、お店にいきなりDMが届いて、打ち合わせをすることになりました。自分で言うのもあれなんですがイバラユーギって割と自己完結できちゃうんですよね。
物創りは宣伝して売るところまでをセットで楽しむタイプなんで、だからこそ誰かと一緒に何かをする時は相手に「自分に出来ないことを出来るか?」を求めてしまうんです。もっというと「自分の熱量と同じくらいの熱量があるか?」ですね。
熱くない人と一緒に仕事は出来ないのです。
田淵さんは、めちゃめちゃ熱い人でした。最初企画を持って来られた時は「観劇しながらお客さんが推理する」みたいな、謎解きに近い形だったんですよね。
それを自分が「お客さんが実際に遊べる形じゃないと自分が創る意味ないんで、ホール型マーダーミステリーにしたい」とか生意気なことを言った気がします。
プレイ時間と演劇で観せる時間、もちろん客入れやキャラクターシート読み込み時間など、ゲームとしても観劇としても楽しめるまでに落とし込めたのは、田淵さん含める役者の皆様があってのことです。
自分ひとりじゃ絶対に完成できないものが出来たのを観て、本当に一緒にやって良かったなって思えました。来年は東京公演もするらしいので、頑張って下さい!

◆浜崎聡さん。
ループものって大好きで、タイトルに惨劇ループって入っているリフレインシャッフルの2を作って欲しい!と依頼されて創ることになりました。
元々、浜崎さんとは何回か一緒に遊んでいて、住んでいる場所も割と近いこともあって、密に打ち合わせをしながら一緒に作れました。
ただ、イバラユーギが暴走して、最初にあったプロットと、全然違う方向に気付いたら走ってたんですよね。なんで、そうなったかは覚えてないんですが、なんかテンションあがってしまって今の形になりました。
「これってアリですかね?」と不安ながら浜崎さんに聞いたら快諾してくれて、姫と六人の騎士という、とんでもないシナリオが完成しました。
リフレインシャッフル2、凄い好きなんですよね。好き度だけで言ったら今年一番好きかもです。
浜崎さんの舞台を今年2回観にいかせて貰ったのですが、気付けばただのファンになってしまったのは内緒です。推せる。声が良い。
◆しもさん、紅白さん、広葉簪さん、kuzukoさん、みくみんさん、天川さん。
ワードマーダーミステリーという、謎の企画に参加してくれた皆様。
⇩ルールはこちら⇩
複数の作者が集まり、同じテーマでマーダーミステリーを創るというよくある企画と、ワードウルフを組み合わせた謎企画です。
・ワードウルフとは?
ワードウルフとは簡単に言うと仲間外れを探すゲームです。ルールはとても簡単で、プレイヤーの中で違うお題を持っている人を当てれば勝ち。詳しくは、ワードウルフ ルール とかで検索して下さい!
・ワードマーダーミステリーとは?
例えば、作者7人で同じテーマでマーダーミステリーを創ります。今回は、仮に【牛肉】がテーマだとします。しかし、2人だけ【豚肉】をテーマで書いている作者もいます。作者間では、誰がどのテーマで書いているかは分からず、自分のテーマしか分かりません。
去年思いついて結局実現できなかった企画を、たくさんの人にご協力頂いて実現できました。参加者の皆様とは今でも遊んだりお店に公演しに来てくれたり、遊びに来てくれたり感謝ばかり。数年後にワードマーダーミステリーにシナリオを出した7人が成功してて、こんなメンツが参加してた企画があったの!?ってなったりしたら素敵だなぁって妄想してたりします。夢を見るのは自由なのです。
また何か一緒にしましょー。

◆ひまうどさん。
今年関わったシナリオの中で、唯一「協力」という位置づけのシナリオ。
最初ひまうどさんと一緒に周遊マーダーミステリーを創ろう!となり、はじまったんだけど、ひまうどさんのホスピタリティーが止まることなくイバラユーギは「やりすぎです!そんな歩けないです!」と制止するだけの存在となりました。
最初の案とゲームシステムを一緒に考えたくらいで、シナリオなどの内容は全てひまうどさんが創ったものなので、イバラユーギは「協力」なのです。
正直、クレジットに名前を乗せるのもおこがましいくらいの気持ちだけど、ひまうどさんのきらきらした目を間近で見れて楽しかったし、「こんなん増やしました!」って毎日のように増築していくひまうどさんは、本当に素敵で一生笑ってました。
周遊マーダーミステリー。
暖かくなったら、また高槻でも遊べるようにしたいなぁ。

◆繭さん、とんとんさん。
ひぐらしのなく頃に、にはたくさんの人が関わっていて、もちろん全員に深く感謝しているのですが、シナリオ制作チームということでおふたりをピックアップしました。
初のIP作品であり、自分たちの世代なら知らない人はいないんじゃないか?ってくらい有名な作品であるひぐらし。
友人とコミケでひぐらし買ってきてイバラユーギの家で遊んでいたのが懐かしいです。
制作チームのひぐらし愛も凄くてブレストの段階での「これをやりたい!」って意見が永遠に出続けたので、無敵でしたね。
たくさんの人が関わってると思えないくらいノンストレスで制作できて、それもひとえに裏方として面倒くさいことをやってくれた繭さんたちのおかげです。
とんとんさんとあーだこーだ言いながら、時にだめだしを貰って怒りながら、最終的には「ひぐらしのなく頃に」のマーダーミステリーが完成したと思っています。
関わった全ての人に感謝です。
◆ひろゆ~さん。
突然「お友達になりましょう」的な怪しいDMを下さって一緒に作ることになったひろゆ~さん。
配信用のシナリオを創る。ってのが面白くて、店舗用や普通のオンライン作品とはまた違ったアプローチから制作するのはわくわくしました。
Youtuber(Vtuber)としても、制作指揮としてもとても頼りになって、クリエイターが自分たちの創ったものを発表するチャンネル。ってのが熱い。
来年も新しいこととか面白いことを一緒にしたいなぁ。
今年最後のシナリオが「夜の蛙は眠らない」だったんですが、良い締めになったなって思います。お互い大きめの目標を立てるタイプなので、来年こそは目標達成しましょう!やるぞ!!
【中締め】
そんな感じで、2021年一緒に制作してくれた皆様にお礼を申し上げました。
他にもたくさんいすぎて書ききれないくらい感謝の連続なんですが、今回は2021年、一緒に作った人たちってテーマで書きました。
ここからはイバラユーギがマーダーミステリーを創りにあたり、個人的にお世話になった方たちへ感謝タイム。フィーバーフィーバー。
◆衿崎さん
イラスト描いてくれている人。通称衿ぴ。今年もクリエイターズハイ、アルバイターズハイ、LH2、夜の蛙は眠らない、とたくさんお世話になりました。
来年もすでに4作品分のメインビジュアルをお願いしていることは内緒です。衿崎さんの絵、本当に大好きで、衿崎さんとの出会いはとても幸運だったと思っています。来年も宜しくお願いします!!
◆じくまるさん
動画を創ってくれている人。声も実は全部じくまるさん。
じくまるさんの宣伝動画、全部最強。今年はクリエイターズハイとLH2の動画を創って頂いて感謝です。来年もお願いするので覚悟しててください!(笑)
◆おれんじさん
ほぼ全てのシナリオを創る時に話し相手になって貰っているし、デザインもほぼすべておれんじさん。記憶力がとても優れているので、記憶力皆無なイバラユーギの外付けハードディスクとしても活躍して貰っています。
仕事量が増え続け、深刻なおれんじ不足になっていますが、来年は更に仕事量が増える予定です。笑ろとけ笑ろとけ!来年も頑張ろう!
【今年の抱負】
去年最後のブログを読んだら、
⇩2021年の抱負が書いてありました⇩
来年の抱負としては、
『新しい事を始める』
でお願いします。
……ですって。うん、流石にこれは、達成できたと言わざる負えないですね。
達成しました!!!新しいことはじめすぎました!一周まわって達成できてないくらには、新しいことばかり挑戦した一年間でございました。
今回は制作チームへの感謝を中心に書いたのですが、他にも感謝している人たちは山ほどいて、イバラユーギシナリオをGMしてくれている方々、お店に出張GMしにきてくださった方々、NAGAKUTSUメンバー。etcetc。
有難うしかない一年間でした。
異常な熱量で動き続けるイバラユーギについて来てくれただけで感謝です。来年は更にスピードあげてくんで、よろしく!
【来年の抱負】
2022年の抱負です。何か、来年すでに創ることが決まっているシナリオだけで、
「10個」
あることが判明しました。震えています。楽しみすぎて。
来年の抱負はいくつかあって、まず現実的なものから。
・シナリオひとつで1000万円の利益をあげる。
ちょっとリアルな数字なので夢!って感じじゃないんですが、マーダーミステリーのシナリオを創って1000万円の利益を出すのは秘かな目標でもあります。にじり寄って来ているのですが……来年こそは!達成したい!
ちゃんと利益を出してそのお金で更に面白いマーダーミステリーを創るっていうループを完成させたいのです。後は、NAGAKUTSUメンバーも増えたので、オーナーとしても頑張らなきゃ!なのです。
昔から数字を追うのが大好きで、数値や数字って目標が達成できたことが分かりやすいので、ひとつつくっておくのはテンションあがって良きです。
・新しいことを始める
2022年も結局これです!!人間は醜くて、すぐに慣れてしまう。
飽きて慣れて退屈になってしまう。新しいことを常に求め続ける新しいこと中毒。それがイバラユーギだったのだ。謎。
新しいことをしたい!見たことない景色をみたい!知らないことを知りたい!
この目標がなかなか変わらないかもです。来年もどんどんチャレンジしていきます!
【締め】
2021年も、有難うございました。
たくさんの人に声をかけて頂いて、たくさんの人と一緒にマーダーミステリーを創れた、そんな一年でした。
イバラユーギを応援してくれている皆様。シナリオを遊んでくれた皆様。
全人類!ありがとうございました!!!
来年もよろしくお願い致します!