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【いくら稼げるの!?マーダーミステリー!?~クリエイター編~】

はじめまして。イバラユーギと申します。

「マーダーミステリー」と呼ばれる、とても面白いゲームを作ったり遊んだりしています。

「無料マーダーミステリー」一覧

今回のテーマは、

「いくら稼げるの!?マーダーミステリー!?~クリエイター編~」

まず、簡単に自己紹介させて頂きます。

イバラユーギ。2019年11月4日からマーダーミステリー制作の活動開始。

マーダーミステリー制作数40個。(年間12~15個制作)

大阪マーダーミステリー専門店NAGAKUTSU代表。

……まとめると、

「マーダーミステリーバカ」

です。

5月は決算月なので、「いくら稼げるの!?マーダーミステリー!?~店舗編~」を書こうと思ったのですが、とりあえずは「~クリエイター編~」を書くことにしました。

まず、前提条件として、マーダーミステリーを創ってどうやってお金を貰うのか?という話からはじめます。

■店舗公演型シナリオ

全国各地に少しずつ増えているマーダーミステリー専門店、そこで公演されているマーダーミステリーは、もちろん作者にお金が入ります。

ライセンス契約形式(1公演行われるごとに制作者○○円支払わられる形式)と買い切り形式(一度お金を払うと何回でも公演できるが、金額が高額)の2種類の形式があります。

例えば、季節のマーダーミステリーは、1公演ごとに25%のライセンス契約です。公演価格が4000円×7人×25%なので、1公演/7000円ですね。

この価格は、これまでのマーダーミステリーよりも低めの価格に設定しました。

低めの価格に設定した理由は、イバラユーギは店舗運営もしているので、店舗を成り立てる上でもう少し価格を下げる必要性を感じたので「まずは自分から下げよう!」と考え下げました。(この話は、店舗編で書きます!)

そんな感じで、公演されるごとに、作者にお金を払うって形式がライセンス契約ですね。

■オンラインシナリオ

BOOTHでデータ販売されているシナリオですね。

これは、BOOTHの手数料が引かれるだけで売れたらそのまま作者にお金が入ります。

BOOTHで販売しているクリエイターはとてもたくさんいるので、細かい説明は不要ですね。

■パッケージ・グッズなど

パッケージやグッズなどは原価計算などが必要で、分かりにくい(面倒くさい)ので、今回のクリエイターとしての売上には加えていません。

―――。

という訳で、今回、クリエイター編として発表する売上は、「店舗公演型シナリオ」と「オンラインシナリオ」の2点のみに絞ります!

それでは、令和4年6月~令和5年5月までの、全売上(実際に口座に入金された金額)を公開します!

令和4年6月:629,333円

令和4年7月:1,453,521円

令和4年8月:964,914円

令和4年9月:1,242,427円

令和4年10月:1,415,900円

令和4年11月:1,687,336円

令和4年12月:1,790,988円

令和5年1月:1,561,047円

令和5年2月:1,071,492円

令和5年3月:1,402,629円

令和5年4月:1,274,738円

令和5年5月:1,610,218円

令和4年6月~令和5年5月合計は……。

16,104,536円

でした。

【まとめ】

余談ですが、これまでの売上もまとめておきます。

初年度の売り上げは、2,873,541円

二年目は、8,079,514円

と、ずっと右肩上がりで伸びています。これに関しての理由は分かりやすくて、ちょっと夢の無い話でもあるんですが、マーダーミステリーに1発ホームランが無いからです。

例えば、小説とか漫画なら、1発当てればおそろしい売上になったりします。(知らんけど)

現状のマーダーミステリ―は市場規模から考えても、1発で1億円!みたいなことは難しいです。(もちろん、未来は分からないですが!)

ただ、今まで創ったものがストックされていき、昔のものも売れ続けることが特徴で、例えば3年前に制作した「星空のマリス」「荒廃のマリス」は今でも一線で活躍してくれています。

完成させたシナリオは、賞味期限も無くて、在庫リスクもないので、少しずつでも何も手をかけずに自動でずっと売上を出してくれます。

つまり「コンスタントに作品を創り続ける体力」は、現状マーダーミステリー制作でご飯を食べるのに必須な能力なのかもしれません。

ただ、「自分でゲームマスターが出来る!」ってパターンの人はまた別で、このタイプの人は、クリエイターというよりもアーティストに近いと思っています。

自分でゲームマスターが出来る方は、たくさん制作しなくても成り立つので、まずは自分がクリエイタータイプなのかアーティストタイプなのか見極めることも大事かもですね。

ちなみにイバラユーギはホスピタリティが皆無(というかマイナス)なのでゲームマスターはまったく出来ません!!

売上などを公開することは普通はためらうことだと思いますが、見てくれた人が何かの足しになればいいなと考えています。

これを見て、マーダーミステリーを創ってくれる人がもっと増えれば良いし「マーダーミステリー制作、夢があるな!」って思える程度には稼げるように、もっと頑張りたいです。

マーダーミステリ―は、はじまって3~4年しか経っていない新しい文化ですが、今のところずっと伸び続けています。

これは主観ですが、この遊びで得られる感情の代用品が思いつかないので、しばらくはずっと伸び続けると予想しています。

いっぱいマーダーミステリーを遊びたいので、マーダーミステリーでちゃんとお金を稼げる環境が整っていくと嬉しいですね。

最後に、宣伝です。

この記事を読んで、マーダーミステリー制作をはじめたり、本格的にやろうと思った方!

イバラユーギは大阪で「NAGAKUTSU」というマーダーミステリー専門店の店舗運営もしているので、面白いマーダーミステリーを常にお待ちしています!

おわり。