NAGAKUTSU4周年


【NAGAKUTSU4周年!】

はじめまして。イバラユーギと申します。

「マーダーミステリー」と呼ばれる、とても面白いゲームを作ったり遊んだりしています。

「無料マーダーミステリー」一覧

イバラユーギは、普段、マーダーミステリーのシナリオを書いているのですが、

実は、大阪でマーダーミステリー専門店NAGAKUTSUの経営をしていたりもします。

そんなNAGAKUTSUが、2024年3月7日に、

4周年

を迎えました!!ありがとうございます!ありがとうございます!

今回のテーマは、NAGAKUTSUの今までと、これからについて。

NAGAKUTSUは、2020年3月7日に、大阪府の高槻市という場所でオープンしました。

【みやび店長】

オープンするにあたり、みやび店長に声をかけ、一緒にマーダーミステリーとボードゲームのお店を立ち上げることにしました。

マーダーミステリーをはじめて遊んだ時、衝撃的に面白くて「この遊びの代用品は無いな」と思えたので、この面白さを広めたくて、見切り発車でお店を作りました。

みやび店長もイバラユーギも、エンタメ業界や体験型イベントなどにまったく携わってこなかった人間でした。

イバラユーギは12年間電気工事をしていたし、みやび店長は工場で働いていました。

だから、もちろんまったく知り合いもいないし、コネもない。

4年前のイバラユーギとみやび店長は、何を思ってこの業界に飛び込んだのか、今となっては分かりません。

「俺はシナリオを書く!みやびちゃんは店長をしてくれ!」

普通に考えればやべー奴です。これまで何かを創ったことも無いし、文字を書く仕事をしたこともない。電気工事しか出来ません。

そんな男の戯言を聞き、

「やりましょう!」

と判断したみやび店長もやべー奴です。

そんなやべー奴ふたりで立ち上げたのが、NAGAKUTSUです。

そんなド素人ふたりが、NAGAKUTSUを運営するにあたり何をしたかと言うと……。

死ぬほど頑張った

それに尽きます。

冗談抜きで体調崩さない限り、365日毎日12時間以上、3年間は働き続けました。

特技として、楽しいことは無限にできるんですよね。

ゲームが好きなんですが、誰とゲームしても大抵みんなイバラユーギより先に疲れて休憩します。まじで無限にゲームできるんですよ。

楽しいことを仕事にしたので、無限に働けちゃうんですよね。

正直、オープン当初のNAGAKUTSUはすべてのレベルが低かったと思います。

それでも諦めずに色んなところに行って学習して、自分たちはマーダーミステリーを最大限に楽しめるように提供できる集団だと自負できるくらいには成長しました。

だからこそ、オープン当初からずっと来てくれている人たちには、感謝しかありません。

「NAGAKUTSUはわしが育てた!」

と誇らしく言えるくらいに、これからも大きくなり続けます。

【おれんじさん】

みやび店長と立ち上げたチームですが、そんなNAGAKUTSUを語るにおいて欠かせないのが、おれんじさんです。

おれんじさんは、イバラユーギの初店舗シナリオ「スターループ」のテストプレイに来てもらいました。

イバラユーギは友達がいないので、おれんじさんに人集めをお願いしたのですが、

「間違って、ひとり多く集めちゃった……」

そう伝えられました。

なんでも自分を数に入れるのを忘れて人集めをしてしまったらしいです。

イバラユーギは答えました。

「ほな、おれんじ、テストプレイのGMできる?」

やべー奴です。わざわざ人集めをしてくれたおれんじさんに、ミスのフォローをするわけでもなく、テストプレイのGMをお願いしました。

ただ、彼女もやべー奴でした。

なんと、ふたつ返事で「やるやる!」と返事したのです。

こうして、3人目の仲間、おれんじがジョインしました。

NAGAKUTSUのTOP3は、イバラユーギとみやび店長とおれんじさんなんですが、感性がかなり異なっています。

イバラユーギに出来ないことを出来るのが、みやび店長とおれんじさんで、驚くほど良いバランスになりました。

【そがべくん】

「NAGAKUTSUで雇ってください!」

突如、彗星のごとくあらわれた、そがべくん。

NAGAKUTSUは社員の募集なんてしていないし、するつもりもありません。

広めるってのは、薄めることだ。

ってのがイバラユーギの考え方なので、馬鹿みたいに走り続けるチームでいるためにも、無暗に人を増やしたくなかったからです。

そがべくんは、社員募集もしてないNAGAKUTSUに、突然「僕つかえます!雇ってください!」とやって来たのです。

やべー奴です。

そがべくんはこの時、少年少女Aの独白などなど、すでにいくつものシナリオを個人で制作していました。

シナリオライターとして、すでにある程度の売上を出していたので、自分ひとりでもやっていけそうなのに何故NAGAKUTSUに入りたいのか?

そんな疑問がイバラユーギの脳裏に浮かびましたが、気付けば雇っていました。

イバラユーギは、やべー奴が好き説あります。

【梅田進出】

大阪府の高槻市という京都と大阪の間にある街ではじまったNAGAKUTSUですが、ついに都会に進出します。

それと同時に、マーダーミステリー専門店に変更しました。

「マーダーミステリー?なにそれ?」

100人に聞けば100人がそう答える世界で、マーダーミステリー一本でご飯を食べることにしました。正気か?

梅田は現在、同じビルに3部屋(茶色の部屋、青色の部屋、緑の部屋)と、専用スペース(スチームパンクの部屋、サイバーパンクの部屋)の

合計5部屋あるのですが、毎年のように新しい部屋をオープンしています。

(ちなみに、なぜか今も新しい部屋を作っています)

冷静に振り返ると、「え?これ本当に自分たちがやった仕事?」と思うことがあります。

忙しくない瞬間は存在しないし、シナリオ書きながら部屋を作りながら、他の作業もして……って時は自分でやりはじめたことなのに絶望していました。馬鹿です。

でもね、結局楽しいんですよね。

自分たちが楽しいと思って創ったものを、たくさんの人が楽しんでくれる。

これ以上に嬉しいことはないです。

【ねこもふ】

ここまで紹介した通り、NAGAKUTSUのTOP3であるイバラユーギとみやび店長とおれんじさんは、全員やべー奴です。

個性豊かである上に、イバラユーギが「自分にないものを持っている人を雇う」という人間なので、別のベクトルでやべー奴が集まっています。

そがべくんもそがべくんで、シンプルにやべー奴です。

そんなやべー奴の中で生きていくことは不可能です。

例えるなら、

火タイプと水タイプと草タイプとエスパータイプのポケモンが一斉に攻撃してくるのに耐えますか?って話です。まず不可能でしょう。

その不可能を可能にしたのが、ねこもふでした。

火炎放射とハイドロポンプとソーラービームとテレポートが飛び交う戦場で、平然としているだけでやべー奴です。

改めて考えてみると、やべー奴ばかり集めてイバラユーギは何をするつもりなのか分かりません。革命でも起こすつもりなのかな?

【4周年】

すべての出来事を書くと、半端ない文量になるので駆け足で4年間を進めましたが、なんだかんだあって4年も経ちました。

普段の公演はもちろん、周年記念イベントだったり、マダマーケットだったり、新年会だったり、

真面目なイベントもくだらないイベントも、

NAGAKUTSUに遊びに来てくれた皆様と創ったエンターテイメントです。

マーダーミステリーは、コミュニケーションゲームで、ひとりでは遊べません。

「店と客」

ではなく、

「一緒に遊ぶ仲間」

として歩んできた結果が、今に繋がっていると思います。

いつもNAGAKUTSUと一緒に遊んでくれて、ありがとうございます。

これからも馬鹿みたいに走り続ける僕たちを見て笑ってください。

とりあえず、今はなぜかカフェを作ってます。なぜカフェ!?!?

2024.3.7 NAGAKUTSU代表イバラユーギ